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「いっぷく駅」〜デザインの力で行動を変える〜 堺市と近畿大学が連携し、路上喫煙等マナー向上をめざすプロジェクトを開始

(写真)学生がデザインを手がけた喫煙所:中百舌鳥駅近くに、「いっぷく駅」が登場した。

「デザインの力で行動を変える」

堺市は、近畿大学との連携による、南海電鉄・泉北高速鉄道 中百舌鳥駅周辺での路上喫煙及びポイ捨て(以下、「路上喫煙等」)などの課題解決に向けたプロジェクトの一環として、近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科教授 森口ゆたかゼミの学生がデザインを手がけた喫煙所「いっぷく駅」を設置した。

今回のプロジェクトのテーマは、「デザインの力で行動を変える」

喫煙スペースをより広く感じてもらうための手法として、車窓のデザインを採用したり、花菖蒲をデザインした床シートを設置することで、花を踏みにくいという心理的な効果を生み出し、喫煙者を喫煙所内に誘導することが、今回のデザインの狙い。
また、駅の周辺10カ所には「路上喫煙等マナー向上重点啓発区域」(※)であることを周知するため学生がデザインした路面シートが設置されている。

堺市では、平成26年11月から、路上喫煙等によるまちの環境の悪化を防止するため、通行者が多く、路上喫煙等が多い地域を「路上喫煙等マナー向上重点啓発区域」に指定し、街頭で啓発チラシを折り込んだポケットティッシュを配布するなどのキャンペーンを通じて、喫煙マナーの啓発に重点的に取り組んでいる。(現在、南海電鉄 堺東駅周辺、南海電鉄・泉北高速鉄道 中百舌鳥駅周辺、南海電鉄 三国ヶ丘駅周辺、JR 堺市駅周辺の4区域を指定。)
 

(※)赤枠内が路上喫煙等マナー向上重点啓発区域
(画像)学生がデザインした路面シート

 

■問い合わせ

堺市 市長公室 政策企画部 民間活力導入担当
TEL:072-228-0289
FAX:072-222-9694